年を取ると1年が早い

9月になって今年も残り3分の1になりました。

またすぐ年末が来るんだなー。

先日「ちびまる子ちゃん」を観てふと思ったのですがー・・・

「あれ?一昨日くらいもちびまる子ちゃん観なかったっけ?」

・・・。

そんなわけありません。実際に観たのは先週です。

ですが、テレビを見ているとちょくちょくこう思うことがあるんです。

年を取ると1年が早いどころか1週間が早い!

調べてみると、この現象にはちゃんと名前がありました。

大人と子供では時間の進み方が違う?

全人類が老いも若きも平等に24時間365日あるはずなのに?

これは心理的な時間の長さなのだそうです。

人生経験のあまりない5歳の子どもにとっての1年は1/5に対して、50歳の人にとっての1年の心理的長さは1/50というふうに、人生に占める時間の割合が違うから。

生きてきた長さに反比例して心理的な時間の長さは短くなっていくそうです。

また、経験が増えることで感動や驚きやワクワクドキドキも無くなって、単調な日常を過ごすことも関係しているみたいです。

進学やクラス替え、年中行事や恋愛など、環境が変わることや新しい経験なんてあんまり無いですもん。

(心配事や人間関係の悩みなどヒヤヒヤするようなドキドキは増えますが・・・)

そんな1年を早く感じる現象を『ジャネーの法則』と言うそうです。

ジャネーの法則とは?

ジャネーの法則は、19世紀のフランスの哲学者「ポール・ジャネー」が提唱し、甥の心理学者「ピエール・ジャネー」の著書で紹介されたことで、広く認知されました。

著書『記憶の進化と時間観念』において紹介された法則。主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に説明した。

Wikipediaより

『生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例する』と言っているそうです。

つまり私は、5歳くらいの子どもの10倍のスピードで時間が過ぎるわけですね!

恐ろしい・・・。

1年を長くするためには

理屈で言えば、ワクワクドキドキして新しい経験をたくさんすればいいって事になりますかね?

活発でチャレンジ精神のあるお年寄りってたくさん見聞きしますが、そういう方は時間の進み方が違うから若々しく見えるんでしょうか。

引きこもりの専業主婦はいったい何をすればいいんでしょう?

とりあえずブログを始めた事はチャレンジでもありますが、週1、2回の更新ですしね。

初めての土地に旅行に行くとか、もっと友人と会っていろんな話を聞くとかしたらいいのかな。

毎年「今年もあっという間だったなー」と言わないために、自分の生活について考えてしまう一件でした。