スポンサーリンク

【ナガミヒナゲシ】春の風物詩に注意

庭の雑草が元気を出してきて、そろそろ草むしりしないと・・・と思って庭に出てみたら、今年もヤツが花を咲かせていました。

前日まで気付かなかったのに。急に増えだすんですねー。

「ナガミヒナゲシ」というやっかいな花です。

繁殖力がものすごい!

25年近く住んでいますが、庭に植えたこともなければ咲いているのを見たこともありません。

3年ほど前から突然我が家の庭に顔を出しました。

近所の花壇に咲いているのを見たことがあるので、風に乗ってきたのか鳥が運んできたのか?

花が終わると実になりますが、この実が約1,600粒の種をつくっているとか。

放っておくと庭一面埋め尽くされるかも?

毎年、花が咲いているのを見つけたらすぐ抜いていますが、知らないうちに種がこぼれているようで、今年もまた生えてしまいました。

もともと日本には自生していない外来種だそうで、その繁殖力ゆえ「生態系に大きな影響を与える外来種」としている自治体もあるそうです。

綺麗な花には毒がある

っていう歌とかありませんでした?

あ、「綺麗な花には棘がある」っていう諺でしたっけ?

調べてみると、ナガミヒナゲシを見つけたら駆除するよう言っている自治体もあります。

でも毒性があるので素手で触るのははやめた方がいいです。

アルカロイドという物質を持っていて、茎や葉の汁に触れると人によっては腫れたりかぶれたりするそうですよ。

ちなみに、ケシといえば麻薬の原料もありますが、ナガミヒナゲシはそれとは別の種類です。

栽培してもいい?

庭に生えていたからといって逮捕されることはないですね。

見た目が可愛い花なので庭が埋め尽くされたらキレイかな~とは思いますが、その繁殖力でご近所に迷惑がかかるかも・・・。

栽培したい場合は鉢植えにして、種が飛ばないよう注意しながら管理する必要がありそうです。

そんなの面倒くさいので私は全部引っこ抜きます!

でも来年も出てくるんだろうな~。